シンポジウム「漢委奴国王」金印を語る ~真贋論争公開討論~
福岡市博物館で公開されている国宝 金印「漢委奴国王」は、江戸時代後期の天明 4年(1784)、志賀島で発見されたと伝わっています。福岡藩の儒学者・亀井南冥が、中国の史書『後漢書』の記載に基づき、後漢の皇帝が建武中元 2 年(57)に「倭奴國」の使者に与えた「印綬」の印であると見定めて以来、金印については、さまざまな角度から論争が続けられてきました。近年、真贋論争が再び盛り上がり、それに伴い、これまでに無かった観点からの考証がなされ、新しい知見が示されています。このシンポジウムは、金印の真贋論争の論客が一堂に集まり、金印研究の多彩な成果をひろくご紹介するものです。
字幕のご用意(日本語のみ)があります。
開館時間
13時~17時30分(開場 12:00)
会 場
FFGホール 福岡市中央区天神2-13-1
アクセス
福岡市営地下鉄空港線 天神駅から徒歩約2分
西鉄天神大牟田線 西鉄福岡(天神)駅から徒歩約5分