大切な茶道具が受け継がれるとき、そこに添えられる仕覆や箱書、極めや書簡。そんな付属品の数々をお道具と共に展示します。特に、お道具では、王朝復興に基づく雅な文化が花開いた寛永(1624-1644)期を中心とする作品とともに、寛永文化の牽引役である後水尾天皇を主人公とした「二条城行幸図屏風」も展示いたします(後期展示)。また、後水尾天皇の父、後陽成天皇ゆかりの唐物茶入、後水尾天皇の書跡、寛永文化の担い手となった小堀遠州の好んだ茶道具、松花堂昭乗の書画帖などからも、雅な世界をご堪能いただけるかと思います。さらに本展では、江戸時代の茶の湯を牽引した茶人の書跡も併せてご紹介します。新緑まばゆい東山の景色とともに雅な茶の世界をお楽しみください。
銘 若草 |
| 南宋~元時代・13~14世紀 |
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銘 真如堂 |
| 江戸時代・17世紀 |
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| 朝鮮時代・16世紀 |
| (前期展示) | |||
銘 六地蔵 |
| 朝鮮時代 |
| (後期展示) | ||
銘 鷰 (つばめ) |
| 元時代・14世紀 |
| (後期展示) | ||
| 江戸時代 |
| (後期展示) | |||
千宗旦 |
| 江戸時代 |
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| 後陽成天皇 |
| 桃山~江戸時代 |
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| 松花堂昭乗 |
| 江戸・元和2年(1616) |
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展覧会名 | 付属品とたのしむ茶道具 |
会場 | 住友コレクション 泉屋博古館本館 |
会期 | 平成30年3月3日(土)~ 5月6日(日) |
開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(4/30は開館、5/1(火)は休館)、4月25日(水) |
入館料 | 一般800円/高大生600円/中学生350円 (小学生以下無料) |
イベント | いずれも入館料が必要です ◆ワークショップ ◆関連講座 ◆竹の茶室 "帰庵" ◆列品解説 いずれも14時~15時 当館展示室にて学芸員が行います。 3月31日(土)、5月5日(土)「茶道具」 |
交通 | ■京都市バス |
お問合先 | 泉屋博古館本館 SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM, KYOTO |