大名の数寄 - 茶の湯 -
2018/05/24

徳川美術館第2展示室では、戦国武将らの間で流行し、「御数寄屋(おすきや)」の接待として、武家の公式行事に取り入れられた茶の湯の世界を紹介します。

大名家では、「名物」や「大名物」と呼ばれて高く価値づけられた茶の湯道具を取り揃えて行事に備える一方、趣味として茶の湯を愛好した大名によって新しい道具が好みに応じて求められることもありました。

展示日期:

大名の数寄 - 茶の湯 

平成30年4月3日(火)~7月1日(日)

A:4月3日(火)~5月8日(火)

B:5月9日(水)~6月5日(火)

C:6月6日(水)~7月1日(日)  

桃山時代に武将の間でも流行した「侘び茶の湯」は、江戸時代には「御数寄屋     」の接待として、公 式行事の一部に組み入れられた。こうして固定された茶の湯は、「侘び茶の湯」の持っていた、美や 新たな価値観をうち立てて行く自由な創造の精神を失って武家故実となり、格式行事と化した。大名 は邸に茶室を設け、将軍の「御成    」をはじめ、晴の行事に備えた。  茶の湯道具もまた格式道具となった。桃山時代に武将や上層町衆や数寄者     が持っていた道具の 大半は、江戸時代には将軍や大名の秘蔵品となり、「名物」の道具は、時に一国一城にもあたるとさ れ、その所持、非所持が家の格を表すとまで評された。

主要展示品:



ご利用案内:

住所       〒461-0023 名古屋市東区徳川町1017

TEL       052-935-6262


徳川美術館蓬左文庫観覧料

                      一般            高・大生       小・中生

個人               1,400        700           500

団体(20名以上)   1,200        600円            400

開館時間

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日    月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の平日)

平成30年12月17日(月)~平成31日1月3日(木)

観覧所要時間      約1時間