太田記念美術館 企画展
浮世絵師 落合芳幾 展
2018年8月3日(金)~26日(日)
落合芳幾(1833~1904)は、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師です。月岡芳年と競作した「英名二十八衆句」という血みどろ絵や、明治の事件を報道した新聞錦絵など、浮世絵の歴史を語る上で欠かせない作品を数多く制作していますが、月岡芳年や小林清親、河鍋暁斎などの著名な絵師たちの影に隠れ、その名前はほとんど注目されておりません。
本展覧会は、落合芳幾の知られざる画業の全貌について、代表作を含む80点以上の作品を通して紹介する、世界で初めての展覧会です。
芳幾の画業の全貌を紹介する世界初の展覧会
落合芳幾は、歌川国芳の門人として、幕末には戯画、美人画、武者絵、役者絵、横浜絵など、さまざまなジャンルの浮世絵を手がけました。また、明治時代に入ると、東京日日新聞(現在の毎日新聞の前身)という新聞や、歌舞伎の雑誌の創刊に加わるなど、浮世絵師の枠を飛び越えた幅広い活動をおこなっています。
太田記念美術館ではこれまで、歌川芳艶や歌川広景、水野年方など、全く注目されてこなかった浮世絵師たちの全貌を紹介してきましたが、今回の展覧会では、落合芳幾の全貌を新たに解き明かしていきます。
主な展示品:
イベント:
1、学芸員によるスライドトーク
展覧会の見どころを担当学芸員が解説します。
日程 2018年8月4日(土)、14日(火)、24日(金)
時間 14:00~(40分程度)
場所 太田記念美術館 視聴覚室(B1)
参加方法 申込不要 参加無料(要入場券)
2、特別講演会
演題・講師
「落合芳幾の生涯と画業」
講師 日野原健司(太田記念美術館主席学芸員)
日時 2018年8月19日(日) 14:00~15:30
場所 太田記念美術館 視聴覚室(B1)
参加方法 申込不要 参加無料(要入場券)
入館料
一般 700円
大高生 500円
中学生以下 無料
所在地
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
TEL:03-3403-0880
ハローダイヤル:03-5777-8600
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