モネ それからの100年
2018/08/26

モネ それからの100

モネは、いまも生きている。

印象派を代表する画家クロード・モネが、画業の集大成となる《睡蓮》大装飾画の制作に着手してから約100年。ひたすらに風景を見つめ、描き続けたモネの作品は、今日にいたるまで私たちを魅了してやみません。

躍動する線。響きあう色。ゆらめく光や大気の一瞬をとらえる眼差し。風景にもぐり込んでいくようなクローズアップによって、描かれたイメージが、逆に画面を超えてどこまでも続いていくかに思わせる《睡蓮》の広がり――こうしたモネの絵画の特質・独創性は、現代の作家たちにも、さまざまなかたちで引き継がれています。

本展では、モネの初期から晩年までの絵画25点と、後世代の26作家による絵画・版画・写真・映像66点を一堂に展覧し、両者の時代を超えた結びつきを浮き彫りにします。そして、「印象派の巨匠」という肩書にとどまらず、いまもなお生き続けるモネの芸術のゆたかな魅力に迫ります。

なぜ、モネの絵画に魅せられるのか――。本展を通じて、皆さまがそれぞれの「好き」の理由を見つけてくださることを願っています。

展示構成:

1、新しい絵画へ――立ち上がる色彩と筆触

2、形なきものへの眼差し――光、大気、水

3、モネへのオマージュ――さまざまな「引用」のかたち

4、フレームを超えて――拡張するイメージと空間

開催概要

展覧会名              モネ それからの100年

会期       2018年7月14日(土) ~ 9月24日(月・休)

会場       横浜美術館

開館時間              午前10時~午後6時

※ただし8月10日(金)、17日(金)、24日(金)、31日(金)、9月14日(金)、15日(土)、21日(金)、22日(土)は午後8時30分まで

※入館は閉館の30分前まで

休館日    木曜日(8月16日は開館)

主催       横浜美術館、東京新聞、テレビ朝日

観覧料   

                  当日             前売                団体

一般           1,600円   1,400円    1,500円

大学・高校生  1,200円      1,000円          1,100円

中学生        600円         400円             500円

※小学生以下無料

住所:

横浜美術館 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4番1号