モネ それからの100年
モネは、いまも生きている。
印象派を代表する画家クロード・モネが、画業の集大成となる《睡蓮》大装飾画の制作に着手してから約100年。ひたすらに風景を見つめ、描き続けたモネの作品は、今日にいたるまで私たちを魅了してやみません。
躍動する線。響きあう色。ゆらめく光や大気の一瞬をとらえる眼差し。風景にもぐり込んでいくようなクローズアップによって、描かれたイメージが、逆に画面を超えてどこまでも続いていくかに思わせる《睡蓮》の広がり――こうしたモネの絵画の特質・独創性は、現代の作家たちにも、さまざまなかたちで引き継がれています。
本展では、モネの初期から晩年までの絵画25点と、後世代の26作家による絵画・版画・写真・映像66点を一堂に展覧し、両者の時代を超えた結びつきを浮き彫りにします。そして、「印象派の巨匠」という肩書にとどまらず、いまもなお生き続けるモネの芸術のゆたかな魅力に迫ります。
なぜ、モネの絵画に魅せられるのか――。本展を通じて、皆さまがそれぞれの「好き」の理由を見つけてくださることを願っています。
展示構成:
1、新しい絵画へ――立ち上がる色彩と筆触
2、形なきものへの眼差し――光、大気、水
3、モネへのオマージュ――さまざまな「引用」のかたち
4、フレームを超えて――拡張するイメージと空間
開催概要
展覧会名 モネ それからの100年
会期 2018年7月14日(土) ~ 9月24日(月・休)
会場 横浜美術館
開館時間 午前10時~午後6時
※ただし8月10日(金)、17日(金)、24日(金)、31日(金)、9月14日(金)、15日(土)、21日(金)、22日(土)は午後8時30分まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日 木曜日(8月16日は開館)
主催 横浜美術館、東京新聞、テレビ朝日
観覧料
当日 前売 団体
一般 1,600円 1,400円 1,500円
大学・高校生 1,200円 1,000円 1,100円
中学生 600円 400円 500円
※小学生以下無料
住所:
横浜美術館 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4番1号