大西清右衛門美術館 開館二十周年記念展 大西家歴代
2018/09/27

大西清右衛門美術館

開館二十周年記念展 大西家歴代

京都・三条釜座。

約四百年の間、大西家はこの地に住みながら

茶の湯の釜を作り続けて参りました。

釜づくりと、茶道への関わり。

その両輪を担うなかで、大西家には独自の資料や

茶道具が長年にわたり蓄積されています。

それらを保存・研究・展示するため。

また伝統ある釜づくりを継続し未来に残す方法を探るため。

平成十年、大西清右衛門美術館はこの地に開設されました。

設立二十周年を迎える今年

この節目に歴代の仕事を振り返り、代表作の数々を展観致します。

時代を超え、今に受け継がれる釜の魅力に触れていただければ幸いです。

開館二十周年を記念し 9月1日(土)を無料公開日とさせていただきます。

代表作:

初代 浄林 「 笠 釜 」

初代 大西浄林 (1590 ~ 1663) 「霰乙御前釜」 (あられおとごぜがま) 総高19.7cm

二代大西浄清 (1594 ~ 1682) 「筋釜」 (すじがま) 総高21.6cm

五代大西浄入 (1647 ~ 1716) 「四方覆垂釜」 (よほうおだれがま) 総高18.2cm

六代大西浄元 (1689 ~ 1762) 「鶴首釜」 (つるくびがま) 総高22.2cm

七代大西浄玄 (1720 ~ 1783) 「唐犬釜」 (とうけんがま) 総高20.6cm

九代大西浄元 (1749 ~ 1811) 「鐵道安風炉」 (てつどうあんぶろ) 総高22.1cm

十代大西浄雪 (1777 ~ 1852) 「達磨釜」 (だつまがま) 総高19.5cm

十一代大西浄寿 (1808 ~ 1875) 「望月釜」 (もちづきがま) 総高21.2cm



十二代大西浄典 (1841 ~ 1869) 「宝珠釜」 (ほうじゅがま) 総高17.6cm

十三代大西浄長 (1866 ~ 1943) 「雪花釜」 (せっかがま) 総高22.0cm

十四代大西浄中 (1888 ~ 1960) 「繰口丸釜」 (くりくちまるがま) 総高24.0cm

十五代大西浄心 (1924 ~ 2002) 「撫肩釜」 (なでかたがま) 総高20.3cm

十六代大西清右衛門 (1961 ~ ) 糸目釜 鯰鐶付

会期

平成30年9月1日(土)-12月16日(日)

時間

午前10時-午後4時30分(入館は4時まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は翌日)

入館料

一般 900円 大学生 500円 高校生以下無料

障害者手帳をご提示の方とその付添の方(1名)は無料

*9月1日(土)は、どなた様も入館料無料

お茶席

一客様 700円(団体は要予約)

後援

京都府/京都市/京都府教育委員会/京都市教育委員会/

京都市内博物館施設連絡協議会/NHK京都放送局/京都新聞

京釜特別鑑賞茶会

館蔵品の茶道具を用い、16代清右衛門が席主をつとめる茶会

日時 平成30年11月4日(日)

(1)午前10時 (2)午前11時20分 (3)午後12時40分 (4)午後2時

        詳細はお問い合わせください。

京釜文化講演会

日時  平成30年12月8日(土) 午後1時 - 2時30分

講師  大西清右衛門(館長)

定員  30名

交通アクセス

〒604-8241

京都市中京区三条通新町西入る釜座町18-1

京都駅から  直線距離にして約3km

(JR京都駅・近鉄電車京都駅・市バス京都駅前・市営地下鉄京都駅)

市営地下鉄烏丸線(国際会館行き)烏丸御池駅下車 6番出口より烏丸三条を西へ徒歩5分