刀剣博物館
諸国漫遊-多彩なるお国拵と日本刀五ヶ伝を巡る旅-
日本美術刀剣保存協会創立70周年・たたら操業40周年を記念し、企画展「諸国漫遊−多彩なるお国拵と日本刀五ケ伝を巡る旅-」を開催いたします。
室町時代後期、戦闘形式の変化に伴い日本刀の様式の主体が太刀から打刀へと移行したことにより、打刀拵の先駆けともいえる天正拵が成立しました。そして江戸時代に入り幕藩体制のもと藩内の文化や気質、推奨した剣術などから独自の様式を取り入れた「お国拵」とよばれるものが誕生しました。
一方、刀剣は平安時代後期から桃山時代までに製作された日本刀を古刀とよびます。古刀のうち、大和・山城・備前・相模・美濃の五つの国は作刀の有力産地として繁栄し多くの刀工を輩出しました。その国々の作風は各伝法となり、桃山時代以降の作刀に継承され「五ヵ伝」として作風体系の基盤となりました。
尾張、柳生、庄内、肥後、薩摩の個性豊かなお国拵の名品と当館所蔵の国指定文化財を中心とした刀剣から五ヵ伝の名刀をご覧ください。
国宝 太刀 銘 延吉
重要文化財 太刀 銘 正恒
鶴足皮包葵紋散鞘殿中鐺太刀拵
会期 2018年10月13日(土)~12月24日(月・祝日)
開館時間 9:30 ~ 17:00 (入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合開館、翌火曜日休館)
入館料 大人 1,000円(700円)
会員 700円
高校・大学・専門学校生 500円
中学生以下 無料
※大人20名以上の団体は会員価格
主催 刀剣博物館
公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 刀剣博物館
〒130-0015 東京都墨田区横網1-12-9
TEL:03-6284-1000 FAX:03-6284-1100
交通案內
JR総武線 両国駅西口から徒歩7分
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