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漆軒と印象 明治生まれの堂本兄弟・うるしと日本画の競演
2018/12/14
京都府立 堂本印象美術館 企画展
漆軒と印象 明治生まれの堂本兄弟・うるしと日本画の競演
漆芸家と日本画家の初の兄弟展 戦前の豪華客船の飾扉を特別展示
堂本漆軒(どうもとしっけん 1889-1964)は、日本画家の堂本印象(1891-1975)の兄で大正末期~昭和時代にかけて活躍した漆芸家です。本展では、漆芸の分野で洗練された美を追求した漆軒と、新しい日本画を創造し画壇を牽引してきた印象のそれぞれの芸術活動を展観するとともに、印象が図案を手がけた共作の漆器も紹介し、兄弟による美の世界を見つめ直そうとするものです。
また、漆軒の代表作に、豪華客船あるぜんちな丸(1939年竣工)の一等食堂のために制作した蒔絵の飾扉があります。第二次世界大戦の戦禍を免れ奇跡的にのこったこの扉は、戦前の客船を伝える貴重な遺品です。この機会にどうぞお楽しみください。
堂本漆軒 《蒔絵飾扉(あるぜんちな丸一等食堂)》 1939年 三菱重工業株式会社 長崎造船所史料館蔵
会期
2018年12月13日(木)~2019年3月17日(日)
休館日 月曜日
12月25日(火)、1月15日(火)2月12日(火)
(但し、12月24日(月・休)、1月14日(月・祝)、2月11日(月・祝)は開館
[年末年始]12月28日(金)~1月4日(金)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
一 般 500円(400円)
高校・大学生 400円(320円)
小・中学生 200円(160円)
( )は20名以上の団体料金
65歳以上の方(要証明)および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
主催 京都府、京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)、京都新聞
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