size大:32cm x 20cm x 33cm
小:33cm x 26cm x 19cm
顔の作りや毛並み、体の肉付きなどを見ていると、今にも動きだしそうな生命力で溢れています。しなやかな体つきや顔の表情などは、その動物をじっくりと観察しないと表現できないでしょう。完成形に至るまで、試行錯誤を繰り返したであろう素晴らしい仕上がりです。どこかあどけない印象もあり、幼さの残る若い虎を意識して制作したのかもしれません。明治・大正期に活躍した岡崎雪聲は、彫金・鋳造技術に対して研究熱心で多くの有名作品を残しています。